ジュラ紀後期から白亜紀初期のころ、アロサウルスという凶暴な肉食恐竜が生息していました。北米大陸をはじめヨーロッパや日本など、世界各地に広く分布していたと考えられています。白亜紀になってからはオーストラリア大陸で細々と生息していたようです。。アロサウルスというのは、「異型の竜」という意味です。全長は5~6メートルから10メートルをこえるものまであり、大型のものでは体重も5~6トンあったようです。
アロサウルスは当時の草原や沼地で、ブロントサウルスのような植物食恐竜を獲物として食生活を送っていました。
事実、アメリカ・テキサス州にあるグレンローズという町の近くを流れるパラックシー川の川底から、アロサウルスがブロントサウルスを追跡していることを示す、化石が発見されています。
アロサウルスは日中に狩りを行っていたようです。それは、アロサウルスの頭骨には、眼窩(目玉の入る穴)の上に大きな骨のひざしがあるからです。アメリカの古生物学者バッカー博士は、目の下の皮膚の表面に、濃い赤い色のようなものがあったと推測しています。これらは、アロサウルスが日中、恐竜を襲う時、太陽光線で目が眩まないように、光をさえぎるための仕組みとなっていたとも考えられています。