ステゴサウルス

北アメリカのジュラ紀後期の地層から産出されたステゴサウルスは、子供ばかりではなく、大人の間でももっとも人気のある恐竜となっています。それは背中に二列交互に並んだ骨の板が、他の剣竜に比べてずば抜けて大型で、幅が広く、しかも野球のホームベースのような五角形をしているからです。なにしろ、一個の板の長さと幅が、最大の物で70センチメートル以上もあったのです。
この恐竜のもつステゴサウルスという学名は、「屋根竜」という意味です。それは巨大な骨の板が、まるで屋根のように見えたからだそうです。全長は10メートル前後で、体重は3トン以上もあったそうです。
それらの板の表面には、血管や神経の通っていた無数の小さな穴や溝のあとがはっきりと認められ、生きていた時には、爪のような角質の皮膚で覆われていただろうと考えられています。
ステゴサウルスは、その板を用いて、放熱したり吸熱したりして、体温を調節していました。また、肉食恐竜に対する防御用の盾として、しっぽのスパイクとともに、有効な働きをしていたことが考えられています。

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